英検の面接委員をしていらして、英検指導歴30年以上、という、ある方から、「より効果的な英検ティーチングの仕方」の講座を受けています。

去年は、TOEICティーチングスペシャリスト講座を学び、今年は、英検の指導をより極めたい!と思っていたので、正しく、渡りに船。

クライアント様達と、そのお子様達の英語力向上のために役立つことを全部身につけよう、と、たくさん質問をさせていただきながら、楽しく受講させていただいているのですが。

英検、というと、受ける人の層は、学生さん達、中・高校生がメインです。

いわゆる「学校で英語を教科として学んできて、受験などに有利なので、英検を受ける学生さん達」に英検を教える、という主流のやり方と、

私のクライアント様のお子様達や、うちの息子のように、
「おうち英語や、英語環境で幼い頃から(日本人にしては)英語ができるようになった」幼児や小学生に教えるやり方はまた違うなーと思いながら講義を聞いています。

例えば、その講座の先生は、英検は、合格だけではなく「英検受験を通じて、面接や英作文でも、英語で自分の意見を言えるようにする人材を育てる」というのが大きな目的だ、とおっしゃっていました。

確かに、もし私が中高生に英語を教える立場だったら、そう思うだろうと思います。
しかし、おうち英語をしている立場からいうと、「英語で意見は言える」は、幼児でも十分言えるんですよね。

1、面接官と、コミュニケーションができるのか。

2、質問の意味がわかって、その場で自分なりに自分の意見が言えるのか。

3、その意見は、英検的にOKなのか、否か。

という点が、合格の鍵になります。(ここでは、面接だけについて述べています)

1、だったら、たとえば(失礼な言い方です見ません)「面接官の日本人の英語がカタカナ英語すぎて、幼児は対応できなかった」というのは、よく聞く話。

大人だったら対応できるのでしょうか、幼かったら戸惑って時間がすぎてしまうのでしょうね。

2は、面接官のいう単語、例えば、もし、usefulという意味がわからなかったら, 息子なら、What does useful mean? と普通に聞きますが、英検では、試験なので、単語の意味は教えてくれません。

そこで、”Frankly speaking, I don’t know what “useful” means, but I assume, it’s helpful. If you asked me it would be helpful or not, I would think…”
(正直にいうと、おっしゃっている、usefulの意味がわかりませんでした。
でも、おそらく、helpfulという意味ではないかと思っています。その意味だとすると、質問の答えは、、)

というふうに切り返したとしても、その推測があっていたら合格の可能性が高いですが、間違ったふうに想像していたら、不合格になる可能性は高いでしょう。

当然ですが、試験なので、「普通のコミュニケーションとは少し違う」となります。

3の「答えが英検的にOKなのか否か」は、例えば、息子が3級の練習をしていた時の彼の回答です。

これらは、実際に面接で言ったら、合格点なのでしょうか?

Q1: Which do you like better, cats or dogs?

A1: I do not like both of dogs and cats(文法違っています、正しくは、I don’t like either dogs or cats)because they do pee and poo.
Also, cats climb trees and never come down.
I do not like it.
(犬も猫もどっちも嫌い、何故なら、おしっこやうんちするから。
そして、猫は木に登ったまま降りてこない。
それがイヤ。)

Q2. What is your favorite food?

A2:My favorite food is Mommy because I love her very much. I can’t eat her, but I like to lick and smell her. Mommy said it is OK.
(好きな食べ物はママです、何故なら、ママが大好きだから。ママを食べられないけど、なめたり匂いをかぐのが好き。ママはいいって言ってた。)

Q3:What do you want to be in the future?

A3:I want to be a doctor because I want to fix people up. Also, doctors can stay up late. I think it is cool.
(将来はお医者さんになりたいです、何故なら、人々を治したいから。それと、お医者さんは夜遅くまで起きていることができる。それがかっこいいと思う。)

1は、どちらか、と答えているので、多くの受験者はどちらかを答えると思いますが、柔軟に意見を変えない幼児はこういうこともあるでしょう。