アメリカにいた時、英語を話せるようになりたくて必死だった私に、英語学校の先生方はとてもよくしてくれました。親戚の家まで一緒にドライブして泊めてくれたり、家族が集まるThanksgivingのディナーに呼んでくれたり、観劇に連れて行ってくれたり、教会に連れて行ってくれたり、一緒にランチに行ってくれたり。
同じ英語学校の仲間で、不幸にも旦那様が事故で亡くなってしまった方がいたのですが、彼女とその子供を支えるために、先生方も交代で食事を作ってその子の家に届けたり、祖国からやってきたその子の家族のために交代でドライバーになってくれたりしました。
今でも私は正式なクリスチャンではないのですが、アメリカ人のクリスチャンの方々の懐の広さ、優しさにいつも深い感銘を受けていました。
私が英語の上達法を伝えていきたい、バイリンガル育児をお勧めしたい気持ちになる理由はここにもあります。
バイリンガルブライダルMCになりたい、という一心で英語を勉強していたのですが、英語ができるようになったらこんなにも人生の幅が広がるものなのか、私も英語の先生になって、自分のように大人になってから英語を勉強したいという人を本当にできるようにしてあげたいな、という気持ちも高まってきました。

日本に帰国してすぐに、大手英会話スクールの講師になりました。
ちなみに、バイリンガルMCになったのは、帰国してからもっと後です。
あんなに「日本に帰国したらバイリンガルMCになる!」という決意でもってアメリカで英語をしていたのに、目標としていたTOEICの点数も大幅に超えていたのに、いざとなるとびびっていたのです😅
この時、私にコーチがいたら、もっと行動できていたのではないかな、と思います。
人は1人ではなかなか踏み切れないこともあるんですよね。

また、ずっと子供に恵まれず、不妊治療をしたいがために、ダブルワークを避けたという理由もありました。

英会話スクールには6年勤め、1歳から85歳までの生徒さん、英検クラスからビジネス英語クラスなど、幅広いクラスを担当させていただきました。
必死で授業をしていて、数年がたってふと思ったことは、「(失礼ながら)大人の生徒さん、アメリカにいた頃の私のように上達していないな。。」ということでした。
これは私個人の感想で、様々なスクール、様々な方がいらっしゃると思います。

もちろん、日本にいながらということなので環境も違いますし、講師の私自身の力量も足りなかったのかもしれません。
しかし、いざスクールで教え始めると、たくさんの生徒さんがいて、たくさんのクラスがあって、教える私は、その時間その時間でしか、生徒さんたちに力を注げませんでした。
つまり、スクールでの授業時間以外に生徒さんがどれくらい英語を勉強しているのか、逆にどれだけ日本語環境に逃げてラクしているのか、どんな気持ちで日々を過ごしているのか、まではとても把握できず、そういうシステム(生徒さんとメアドを交換して、日常的に質問に答えたり)もなく、そうしてください、と直談判する気概のある生徒さんも、その時はいらっしゃいませんでした。
宿題や、追加で購入していただく教材のチェックもあったのですが、自分が広く浅くでしか生徒さんと接することができないことが、思い描いていたことと違うな、と思い始めてきました。

そして、子供に関しては。
正直「お母さん次第だな、、」と思いました。
スクールで教えているのに、お子様の英語の伸びがお母様次第、というのはおかしな話かもしれませんが、スクールでやることを子供と一緒に予習復習してくれるご家庭のお子様は伸びていきましたが、しばらくしてその表現を使わなかったりすると、どうしても忘れてしまっていました。
私が担当したお子さんの中には、小学校2年生で英検2級に合格した子もいました。
私が問題集の解答やスピーチ部分をチェックしていたものの、自宅で大部分をやってからのチェックだったので、正直、「これはお母様が合格させたようなものだ」と思っていました。
そして、その子も、英検の問題はできても、英語で話しかけても、自由な会話はあまり話すことができませんでした。
10年くらい前の話で、少なくとも、私が担当していたお子様のお母様方は、積極的にお子様に英語で話しかけたり、教材以外の英語絵本の読み聞かせをしたり、はあまりなかったようです。
スクールに通っていただくのも、せいぜい週に多い子で2−3回、数時間のことなので、家でやった方が、お母様が英語で話しかけた方が早いんじゃないか?と思っていました。→いま、バイリンガル育児ティーチャーと名乗って活動しているのも、ここが始まりの一つです。

なるべく英語で話しかけてくださいね、と小さい子のお母様達には言いました。
熱心な方々は、お母様ご自身が私のレッスンをとってくださったりしました。
でも、お子様に語りかけしたいと思って受講されても、使うテキストは全く家庭内での英語ではありませんでした。
そこも、ニーズにあっていないなというずれを感じていました。

私が英会話スクール講師時代に感じていた「ずれ」を、英語コーチングならかなえられる。
1人1人の「英語で本当にやりたいこと」に向かって、その方のレベルに合わせて教材ややり方を選び、モチベーションが下がらないように、毎日サポートしていける。
なので私は、いまこの仕事をしております😄