先日、英語コーチの同期の友人が、Toastmasters のスピーチコンテストで入賞した、と言っていました。
懐かしい、Toastmasters!
Toastmasters International は、アメリカの西海岸で1924年にスタートし、今や145カ国にグループがある、public speakingを練習するクラブです。
https://www.toastmasters.org/about/all-about-toastmasters
私がアメリカに住んでいたとき、バイリンガルMCを目指しているのでpublic speaking の練習をしたい、と言ったら、ESOLの先生が紹介してくれて、Purdue Toastmasters Clubにはいり。
ネイティブばかりの中、英語も拙ない私が、なぜか役員までやらされて他の州に研修まで行って笑、
スピーチコンテストにも出場させてもらって、ネイティブではありえない恥ずかしい英語の間違いをたくさん披露し、インディアナ州で2位になって、中西部大会まで行かせていただけた、という、本当にお世話になりました。
クリスマスには、メンバーの家に集まって、White Elephantというゲームで盛り上がったりしましたね。
White Elephantとは、「誰かにとっては宝物かもしれないけど、誰かにとっては全くいらないもの」ということで、自宅にある不要なものをもってきてプレゼント交換する、というものでした。
みなさんは、そう言われたら、何を持って行きますか?
私は日本語の雑誌と、自分はもういらなくなったBritney SpearsのCDをもっていったような。
雑誌もファッション誌で、言葉がわからなくても見て楽しめると思いましたし、Britney Spearsだって人気なので、そんなに悪くないですよねー。
他のメンバーは「これ、ただであげちゃっていいの?」と思うような、新品のコーヒーメーカーとか持ってきた人もいましたが、えっ!?と思うようなものの人もいました。
公園でひろった松ぼっくりをアルミホイルで包んだだけ、とか、使いかけ(しかもほとんど残っていない)の小麦粉の袋とか持ってきた人がいて、本当にいらないもの持ってきたんか!というような人たちもいて、面白かったですねー。
Toastmastersのtoastとは、パンのtoastではなくて、make a toastで、「乾杯する」という意味で、そのmasterなので、「いきなり乾杯の挨拶を指名されても、堂々と、人の心に残るようなスピーチができる人になる」ことを目指すような団体だったのですが。
準備してのぞむ、Prepared speechesもあれば、いきなりその場でお題を言われて5分くらいのスピーチをする、imprompu speechesをしたり。
英語コーチになった今思うと、どちらもspeaking力の向上にとても理にかなっていていますね。
ネイティブの中で、毎週、なんとか思いを伝えようとしていたのは、とても良かったと思います。
日本に帰国して、表参道のToastmastersに入会したとき、高校生の男の子が見学に来ました。
ロンドンに住んでいた帰国子女の彼は、発音も完璧で、ものおじせずに、でも謙虚に自分の意見を伝えていて、こんな息子がほしいと思った記憶があります^_^
今は、コロナのため、世界中のToastmasters clubがオンラインでやっているので、ある意味どこの国のToastmastersにも参加できるそうです。
私はいま仕事が忙しくてとても無理ですが、youth programもあるので、息子もいずれ興味を示してくれたら良いな、と。
英語で堂々と自分の意見を言う。
それも、訓練なので、こなしていけばできるかな、と思います😊