私の発音の師匠、阿久澤淳子先生の発音トレーナー養成講座第4期が、先日終了いたしました。
第2期の卒業生として、オブザーバーとして参加させていただき、私もたくさん学ばせていただきました。
気づけば、ありがたいことに、奥村美里先生の英語コーチ養成講座と(第9期の受付が始まりました! 私もスーパーオブザーバーとして参加させていただくと思うので、ご興味ある方は是非参加してみてください!😄)
阿久沢淳子先生の講座は、私は、卒業生として、何度も受講させていただいております。
両先生の講座で、いつも思うことがあります。
学びって、一回学んだらもうおしまい、ではない。
ものすごく専門知識の深い人から学ぶと、そこで学んだことがわかったようでも、自分のステージによって、「わかっているようでわかっていない」ことがあります。
同じ講座でも、尊敬する先生方はいつもブラッシュアップされているので、講座に参加するたびに、前回と全く同じものではなく、新しいことがあります。
また、受ける方の自分としては、「半年前の自分なら、経験が浅くてわからなかったことが、今やっと腹落ちするなー」ということもその度にあります。
中身がしっかりしている講座は、情報が多くて、一回では消化しきれないものです。
何度も動画を見返したり、テキスト、スライドを見返したり、復習して、かつ、自分が行動(勉強)しないと、決して腹落ちしません。
僭越ながら、私の英語コーチングのクライアント様も、一生懸命やっている方ほど「100日では消化しきれていない部分が。。」とおっしゃって、少し消化する期間を経てから、200日コースに進まれたり、しています。
さて、「発音の上達」でいうと、最初はまず「発声」です。
英語らしい声の出し方、体の使い方を、私の講座でもお伝えするのですが、日本語とは全く違う発声で、それがまず基本になり、発声ができていないと、英語らしく聞こえません。
発声ができたら、音素です。
一つ一つの音を、どうやって出すか、がわかっているか。
Jolly Phonics的には、英語の子音は23、母音に至っては、19あります。
それらを、どうやって発音するのか、小さい頃から英語環境にある子は理屈じゃなくてもわかっていたりしますが、大人になってから学ぶと、しっかり音の出し方を理解してからやってみる方が早いです。
それから、単語、文章の読み方、と行き。。。
英語らしい抑揚、リズムができているか、に進みます。
それから、すごーく大切だと思うのは”prosody”です。
prosodyとは、「発話によって表れる言語学的性質」と言ったりしますが、要するに、「英語らしい話し方ができるか」ということです。
「英語耳」では、「英語に特有なメロディ」と表されています。
これが身につくには、大人になってからは、やはり練習、ですね。
子供は、とにかく英語を聞かせて、それから練習、でしょうね。
子供が、発音をより良くしたいな、という気持ちが出始めたら、ママが教えていったらいいと思います。
発音にも、上達のステップがある。
階段を登り続けるのみ、ですね😊