「家庭とビジネスは螺旋階段のように密接に関連している。」
「会社を育てるのは、子育てと同じ。」
女性のみなさん、特に、お子様が小さいために、現在働いていないとか、育児休業中である、という皆さん。
「子育てをしているだけで、社会に取り残されている、、」ともし思っていたら、それは違います!
あなたはすごいことをしているんです!
日本一の英語コーチで、私にビジネスを教えてくださった、奥村美里先生の読書会。
4月の本は、超一流のビジネスコンサルタントして有名な、神田昌典さんの「成功者の告白」です。
これも、私は、先生に「読んだらいいよ!」と言われて、「ハイっ!」と元気よく返事だけして、読んでいなかった一冊でした😅が、これ、もっと早く読むべきだった!!と、こちらも強烈に、思いました。
一万人を超える経営者にビジネスコンサルティングをしてきて、たくさんの人たちの成功と失敗を見てきた著者は、ほとんどの人が同じパターンに陥っていると気づき、典型的な例を一人の起業家のストーリーとしてまとめあげました。
それが、本書です。
「世の中で、いわゆる「成功している」と言われている人たちは、その光の部分ばかりにスポットが当たるが、そのうちのほとんどの人々が、同じパターンに陥っている、その影の部分を明らかにした本です。
特に「家庭とビジネスは、DNAの螺旋階段のように密接に繋がっている」という点が、とても興味深く。。
主人公と一緒に、ビジネスのやり方を学んでいけるストーリーになっていますが、ここでは、妻としての立場で、おお!と思ったポイントを中心に、述べたいと思います。
1、夫が仕事がノリにのっている時は、妻はネガティブになりがち。
夫は、なぜこんなにネガティブなんだ?
妻はレベルが低いのでは、と思ってしま。
しかしそういうわけではなく、宇宙の法則というか、隠と陽でバランスをとろうとしているだけ。
これはもちろん、妻の仕事がロケット式にノリにのっている時は、夫がネガティヴになる、と逆のことが起こる。
こうすると、夫婦仲が悪くなってしまう。
夫婦は「とりあえず、お互い義務だけしていれば」という諦めの状態に陥り、そうすると、家庭で一番弱い立場にある子供(両親がいないと生きていけない)は敏感にその空気を感じ取って、すごく悪い子になったり、または、道化師を演じたり、すごくいい子になろうとする。
「どうしてこんなにいい子なんだろう」と思ったりするが、実は本人が一番傷ついている、ということです。
または、子供が病気になったりしてしまうことが多いそうで、それは、夫婦仲を繋ぎ止めるため、もちろん子供本人が自ら望んでそうなるわけではないのですが、恐ろしいほどそういうパターンが多い、、ということです。
「そんな〜パターン化しすぎ!」と思うかもしれません。
私も、大成功している人たちをそんなにたくさん見ているわけではないので、著者の話が真実とか嘘とか私には判断できませんが、たくさんの経営者を見てきた著者、そして著者ご本人も、、とのことでした。
2.新しいビジネスを生み出すエネルギーは、創造のエネルギーで、子供を生み出すエネルギーと同じ。
なので、新しいビジネスを生み出そうとする時の既婚男性は、不倫することが多いそうです。
しかし、その不倫相手と一緒になっても、結局は元の妻と同じ結末になる。
そして、不思議なことに、不倫の誘惑に打ち勝ったら、妻に、新たな魅力を見出し、家庭がうまくいっていくそうです。
ここまで読んで、夫婦仲は悪くなるし、旦那は不倫するし、成功してもろくなことないのでは?と思いましたか?
お気持ち、わかります!
しかし、著者曰く「知識がないと、感情の奴隷になり、パターンにハマる。知識を備えていくことが大切」すなわち、事前に、こういうパターンにハマってしまいがちなんだ、ということを踏まえて、例えば、旦那様(または妻)が仕事で大成功したら、妻(または夫)に感謝の気持ちを表すことを忘れず、お前(あなた)のおかげでこれができた、と伝えることを忘れない。
(なんでこんなにネガディブになるんだ?と思わない!それはパターンなので仕方ない、相手のせいではない、と思うこと)
そして、家庭での時間を作ることを忘れない、子供との時間を作るように努力するとよい、ということなんですね。 part2に続きます❗️