神田昌典さんの「成功者の告白」ですが。
急激に成長していく人は、家庭でうまくいかなくなるパターンになり、そのまま放っておいて家庭の状況が悪くなると、不思議とビジネスもうまくいかなくなる、というパターンが多いそうです。
しかし、そこを頑張って、家庭が持ち堪えると。
不思議と、ビジネスもうまくいくそうです。
そして、「優れたチーム(会社)を育てるのは、子育てと全く同じ」だそうです。
多くの会社は、最初に厳しくしてしまって失敗してしまうそうなのですが。(子育てもそうですよね。。)
会社をうまくいかせるためには、5−6歳(年)までは、母親のような無条件の愛を惜しみなく与える。(社員にですね)
そして、その後、父親から、社会的生活をする厳しさを教えるそうです。
実際には、会社だったら、起業家、実務家、管理者、まとめ役、など、色々な役割の人が必要なのですが、大まかなところは、「母親と父親、それぞれの役割」がはたすそうで。
ストーリーの中で、主人公の会社の社員の不満がたまる頃、「good and new」をして社員の結束が高まった、という逸話がありました。
ボールをもった人が、24時間以内にあったいいこと、そして新しくあったことを話す、と言うものだそうです。
なぜボールが必要か、というと、それがないと、体が硬くなって、不自然な感じになるそうで。
このgood and newの考え方は、出来事のプラスの方を見るようにする、というリフレーミングで、コーチングでも大きな役割をすることです。
また、birthday circleというのもやっていました。
誕生日の社員に、「生まれてきてくれてありがとう。なぜなら、、」と、その人に感謝する言葉を言うそうです。
そして、「クレド」
「社員としてこうすべき」「この会社はこういう心構えでする」という、信条のようなものです。
道徳や価値観に関することは、時間をかけて教え続けなければいけません。
この項目を単に読み上げるだけでは、言われたことをやるだけ、の社員になってしまいますが、「ある一つの項目に対して、自分の意見をシェアする」と言うことにすると、仲間からのフィードバックが得られ、主体的に自分からするようになるそうです。
good and new, birthday circle, クレド、どれも、育児でもそのまま使えそうですよね!
我が家も早速やっています😊
本のストーリーの中で、家を出て行った妻の本棚に、育児の本が並んでおり、主人公が「こんなに一人で育児で悩んでいたのか、、」と思い、育児書をペラペラめくっていたら、ビジネス、社員を育てることと同じ本質のことが書かれてあり、社長である主人公がつい読み耽ってしまう、、というシーンがありました。
そして、「会社も人間の集まりなので、感情に考慮し、人間を育てていくことが大事なんだ。子育てと同じなんだ。自分の世界を理解していないと思った妻は、自分は同じことで悩んでいた、同士だったんだ」と悟る、という。。
ちょうどタイミングよく、昨日、FBの私の友人で、高校教師で2児の父の方が、「プライベートの時間を捧げて生徒に尽くす先生は、家庭人としては良くない夫(家族のための時間を持たない)であることが多い。
奥さんが外で働いていようが、専業主婦であろうが、関係なく、家庭での時間をしっかりもつべき」とおっしゃっていて、本当に同感しましたね。
そして、私も仕事にのめり込みすぎず、家庭を大切にせねば、とちょっと反省しました笑
みなさま、家庭も、仕事も、両方、バランスとりながら、頑張りましょう😊