4歳の娘のママのMさんは、一見「英語ができる人。」
小さな街で育ち、背が高かったMさんは、自分が好きなデザインの服が、海外ブランドだとたくさんあることを知り、海外への憧れを募らせ、それが、英語への興味に繋がっていきました。
学校での英語の成績はよく、海外留学も果たし、憧れていたCAさんにもなれましたが、英語が好きな反面、実は「英語が怖い」という、相反する気持ちがあったそうです。
「外国人、バイリンガルの人や英語力が高い人たちの中で働いてきたから、自分の英語力のなさを痛感した経験が沢山あるからかと思います。
英語を話すときは、自分が話せる範囲で逃げているんです。
もっと本音は別のところにあっても、自分が話せる範囲の、簡単なことにしてしまう。
「英語だと嘘をついてしまう」というのが、ずっと嫌で、それを卒業したいです。
そして、娘のお手本になるような英語を話したいです。」
そう言って始めた、「親子で英語力アップ!」の英語コーチング。
始めた当初は、ご自分の英会話の動画を見ても、「あー、これですこれです、本当は、これは事実ではないのに、こんなふうに言えるから適当にごまかしている、これが嫌なんです。。」とおっしゃっていました。
Mさんと取り組んだのは「本当はどんなことを話したいのか」と自分の気持ちを精査すること、Mさんが目指している「matureな会話をしたい」とは、どんなことを話したいのか、しっかり戦略を持って取り組むこと、そして、「英語で在宅のビジネスをしたい」というMさんが、具体的に何をしたいのか、という、ビジネスコーチングでした。
そこで、「自分が本当に英語で話したいこと」を振り返り、私のおすすめの先生と英語で話をしている中で、Mさんの中で、今後の人生の目標に気が付く瞬間がありました。
Mさんの目標は、「年配の方々が、英語が楽しい!と思えるようなプログラムを提供したい」ということだったのです。
コーチングって面白いもので、CAさん、インテリアコーディネーター、国際交流のNPO法人にお勤めだったMさんのご経歴からすると、えっ、そうなの?と、コーチの私もびっくりの目標に。
しかし、Mさんのこれまでの人生を伺っていると、「なるほど、年配の方々をサポートしていきたいですね。。。」という、彼女なりの「ストーリー」がたくさんありました。
「ずっと、英語が思うように話せないのが悩みなんだ、と思っていたのですが、実は一番ひっかかっていたのはそうではなくて、「自分の人生の夢」がわからなかったんだ、それを英語と結びつけたいと思っていたんだな、とわかりました。
答えが見つけられて、すごく感慨深いです!」とおっしゃっていた、Mさん。
「matureな英会話をする!」という英語の目標を達成され、在宅ビジネスとして、シルバー世代の方々の英語力や学習意欲を高めるプログラムを練っていらっしゃいます!👏
「自分のやりたいことを見つける」って、簡単ではないですよね。
でも、何かを求めているなら、何かを掴み取りたいと思うなら、それを叶えてほしい。
「コーチは、クライアント様の人生全てに責任をもつ」この言葉が大好きです。
答えを出したのは、クライアント様、Mさんご自身です。
しかし、「人生は、質問の質によって変わる」
ご自身では「どうしようかな。。」と思っていても、コーチングにたけた人ではない限り、自分の気持ちを整理して自分の本当にやりたいことを見つける、って、なかなかできないものです。
多くの人は、Mさんのように、コーチの質問により、その答えを自分の中で探そうとすることによって、自分を発見していきます。
コーチングが、「人生の夢が見つかる」きっかけになったならば、私は本当に、本当に、嬉しいです😊