「子育て」の視点から見るTokyo Olympics 2020 “determined” なストーリー Top5‼️ Part3

第1位!
“determined”の巨匠! 女子バスケットボールチーム、トム・ホーバスヘッドコーチ!!

Tokyo Olympics 2020 で、何が一番印象に残ったかって、選手でも選手の親御様でもなく、この方です。

トム・ホーバスヘッドコーチ。

お恥ずかしながら、私はバスケットボールのことについて何も知らないのですが、アメリカに住んでいた時、野球好きを上回って、バスケットボールファンの方達がものすごく多かったです。

そんな「本場」アメリカの、オリンピックのバスケットボールのチームは、世界最高峰のNBA、女子ならWNBAで活躍する選手がわんさか出場していて、まさに「ドリームチーム。

過去の大会、男女ともに、ほぼほぼ、アメリカがずっーーーーと金メダル。

それは、スポーツに無知な私も当たり前の印象だったのですが、日本の女子チームの快進撃をみて、リアルタイムで全て見ていた、日本対フランスの、準決勝。

お恥ずかしながら初めてみた、女子バスケットボールの試合で、何やら怒鳴っている白人の男性の姿が。

最初、対戦チームフランスのコーチかと思ったのですが、ん、何やら、話している言葉が日本語のように聞こえる??あれ?と思って、よく聞くと、「何やってるんですか! 強く、ボール持って! 何回も同じことしなくていいじゃないですか!」と、選手に日本語で指示している!!

「日本チームの監督だったのか。。」という無知さから始まりましたが、印象的だったのは、フランスに余裕で勝っているのに、試合中ずっとものすごい集中力で、選手に指示しているんですね。

勝利への強い執念、信念を感じ、「この人、只者ではない!」と思って、英語、日本語で、調べました。

まとめますと、トム・ホーバスヘッドコーチは、元々、アメリカのバスケットボールの選手でしたが、NBAの選手にはなれていませんでした。

そこを、日本のトヨタに呼ばれて、そこのバスケットボールのチームで活躍。

それが、NBAの目にとまり、NBAのチームの選手になることができました。

そこで活躍できた期間は短かったそうなのですが、トムコーチとしては「NBAの選手になる夢を叶えてくれた、日本にはとても感謝している、いつか恩返ししたい」という思いだったそうです。

やがて、女子バスケットボールのコーチの一人となり、リオオリンピックで、日本は7位。。

「よくやった」とみんな喜んでいたらしいのですが、一人納得していなかったのは、トムコーチ。

「日本は次のオリンピックで、決勝戦でアメリカと戦って、金メダルをとる」と宣言して、周囲を驚かせました。

「高い目標を掲げることで、それに到達できる」

この信念のもと、ヘッドコーチに就任してから、「オリンピックの決勝戦で、アメリカと戦って、金メダルをとる」と言い続け、それができるような人選、戦略を考え続けました。

この考え、心から賛成します!

人は、「自分が想像するところ」までしかいけません。

トムヘッドコーチが、「ベスト4」を目標にしていたら、ベスト4にしかいけないと思うんです。

英語コーチングに置き換えると、「この期間に、この勉強時間とこの方の現在の英語力では、ここまでいける」と、目標を現実的に割り出すのですが、「最終的にここまで行きたい」という「究極の目標」は、親子ともに、高い方がいいです。

高い方が、そこまで辿り着ける可能性が、グッと増してきます。

そして、クライアント様がご自分の望んでいる場所までいける!と、誰よりも信じるのが、コーチです。

話を女子バスケに戻すと、日本の絶対的エースだった、身長193cmの渡嘉敷来夢選手が、怪我でオリンピックに出られないとわかった時は、ものすごく危機だったと思うのですが。

“determined”は方は、「ピンチをチャンスに」変えてしまうんですよね。

絶対的エースがいない中で、日本人選手の特徴を生かした戦略を考えて、それが見事にあたり、今回、この快挙に繋がったわけです。

準決勝で勝利した時のインタビューで、「オリンピックの決勝戦で、アメリカと戦うことが夢だっておっしゃっていましたよね」と言われて、「決勝戦でアメリカと戦うこと、が夢なんじゃない。 「オリンピックの決勝戦で、アメリカに”勝つこと”が夢なんだ」とインタビュアーを訂正していました。

これです、これ!

言霊、とも言いますよね。

言葉は、とても重要で、目標は具体的でないといけません。

やっぱり”determined”の巨匠! こういうコーチになりたい!!

ちなみに、トムヘッドコーチは、英語ではなんて話していたか、というと…

Part4に続きます‼️😊

英語コーチ 遥恵子

英語コーチ 遥恵子

英文科を卒業したもののTOEIC430。
夫の転勤でアメリカへ移住した際に、バイリンガルMCになるため修行を開始し、4年でTOEIC430→950へ、その後TOEIC975にUP。英検1級合格。
英会話会話講師として1歳から85歳までを教える。
長男誕生を機に、自宅でのバイリンガル育児を研究。
長男を、おうち英語のみで5歳で英検3級、小2で英検2級合格へ導く。
中学受験準備をしながらおうち英語でゆるやかに英語を伸ばしている。
2018年から英語コーチ、バイリンガル育児ママ多数排出中。
目標達成率96%!

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