英語上達のために大切なのは、「登山」と「野球」を意識することです。
…えっ、英語と関係ないじゃん⁉️と思われるかもしれませんが、実は大ありです。
語学の習得は、スポーツと似ているんです。
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英語が全く話せなかった30歳まで。
私にとって英語が話せる人とは、海を渡って違う国に行ってしまった人のように思えました。つまり、「ペラペラな人」と「そうでない人」の二種類しかないと思っていたのです。
しかし、自分が英語が話せるようになって、気づきました。
同じ山を登っているようなものだったんだと。そして、山のどの位置にいるか(登り始めたばかりなのか、頂上に近いところにいるのか)で、こまかくレベルがわかれるんだ、とわかったんです。
「英語山」は、登り始め(超初心者のうち)が1番傾斜がきついです。
ちょっと登ろうとしても、歩みを止めたらすぐズルズルと落ちていってしまう。
そして、多くの人が、あっちこっちと回り道をしすぎて、行きたい方向を見失い、諦めて下山してしまうことになります。
そして、山を降りたところで、多くの人が、生活に困るわけではないので、つらい登山の記憶から、「もう自分にはできないな〜」と思ってしまい、山に登ることをやめてしまいます。
しかし、実は、ある程度のところまでたどり着いたら、英語山を登るのはぐっと楽になるんです。
そうしたら、山を登ることそのものが楽しくなり、登り続ける体力もついてきます。
頂上まではまだ距離があったとしても、「ふもとにいた時よりもだいぶ景色が違うなー」と楽しみながら登り続けることができる、つまり、英語を使っていくのが普通の状態になるのです。
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英語コーチは、山を登っていく時、一緒に登る山岳ガイドのような存在です。
「この景色が見たかった!」と思うポイントは、人によって違うのです。
つまり「英語ができるようになりたい」と言っても、「英語を使って本当にやりたいこと」は人によって違う。
ある人は子供に英語で語りかけることだったり、ある人は大人と英会話を長い時間続けることだったり、ある人にとっては、英検に合格することだったり。
その人が行きたい目的地(目標)までに、一緒に道案内をしながら連れていくのが英語コーチです。
「三日坊主だった私が初めて英語の目標を達成しました」の記事の中でTさんがおっしゃっていたように、多くの方は、いろいろなことをしすぎて(回り道しすぎて)これでちゃんと山を登れているのかな?と考えすぎてしまいます。
そうして疲れてしまい、あまり登っていないのにやめてしまったり、頑張ればできるのに、あきらめて下山してしまったり。
そんなことのないように、山岳ガイドである私が、毎日励ましながら一緒に歩んでいきます。
1人で先のわからない山道を歩くのと、山道の全体像を知っているプロの山岳ガイドと歩くのとでは、全然違うと思います。
「こんなことなら、もっと早く始めたらよかった!」と、クライアント様の多くの方は言ってくださいます😄
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また、野球にも似ています。
私の英語コーチングをスタートしてくださる方々には「野球部に入ったと思ってください」と言っています。
毎日の自主練の内容は、コーチが決めます。
その人がやりたい野球ができるように、苦手なことを補強しながら、トレーニングの内容や量を決めていきます。
試合(ネイティブとの実際の英会話など)に向けて練習。 試合もコーチが見ています。(オンラインレッスンのフィードバックもします)そして、試合後のフィードバックをもとに、次の試合ではよりよいパフォーマンスができるように、またトレーニング内容を決めて進めていきます。
野球部に入部したら、必然的に、野球をしなければいけません。→私の英語コーチングを始めたら、英語をせざるをえなくなります。
最近スタートされた方に「どうですか?」と聞くと「本当に英語漬けになるんだな、と思いました!」とおっしゃっていました。
ちなみに、勉強できる時間も伺い、それによってトレーニング量を調整していくので、「無理な量」というのはもちろん要求しませんが、できる限り英語漬けになっていただきます。
それくらいしないと、(野球部にはいったんだから、野球を毎日するのが当たり前、にならないと)体が覚えていきません。
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ちなみに、「試合」が、必ず、ネイティブと話すこと、ともかぎりません。
私のクライアント様の中には、「自分はネイティブと話したくないけど、子供に教えるために英文法を知りたい」といって文法を学んでいる方もいらっしゃいます。
「やりたい英語」は、人それぞれ。それもよくわからない。。。という方、体験セッションでお話ししましょう。
きっと、自分のやりたいことが具体的になってくるのでは、と思います。