英検、大人は「受けないといけない」というわけでは、もちろんありません😆
英検は学生さんのもの…というイメージが世間にはあり、お仕事で英語力をアピールする必要のある方は、TOEICの点数を求められる場合が多いようです。
英検は学生さんのもの…というイメージが世間にはあり、お仕事で英語力をアピールする必要のある方は、TOEICの点数を求められる場合が多いようです。
私も、高校3年生のときに、大学への推薦に必要だったので2級をとって、大学に入って準1級におちてから、興味はTOEICにうつり、アメリカに住んでいるときも、英検を今後受けることになるとは、全く思っていませんでした。 必要性がなかったので。
しかし、帰国して、英会話スクールの講師になった時に「英検1級とって」と上司から言われました。
日本ではやはり、学生さんの間で、英検に受かる、というニーズがとても高かったので、英検1級に合格していることがのぞましかったのです。
しかし、比較的日常会話が多いTOEICに対し、英検は、学生さん向けだけあって、歴史や地理、科学の話などが多く、学生時代あまり勉強していなかった私は、苦手意識がありました😅
英語講師とバイリンガルMC、というダブルワークで忙しく(言い訳)、英検1級の対策がほとんどできず、そのときは挫折。
しかし、子供が生まれ、できる時間で前のスクールで仕事しようかなぁ、と思ったら、また上司から「英検1級はとらないと」と言われ笑 息子が2歳、異様に授乳に執着していた子で、2歳になっても、1日の大半をオッパイを吸われている、という、異常な状況の中😅、「試験に落とす側のロジック」を考え、「どうやったらそれにひっかからず、受かるかな」を研究して、最小の勉強時間で1級に合格した、という次第です。
最初はものすごく苦手だと思っていた、1級のライティングや面接は、自分の意見を英語で伝える、という型を学べる、そして自分の人生経験を英語で伝えて評価してもらうことができる、素敵なものだなーと思うようになりました。
私でも受かったんだから、誰でも1級に合格することができる(頑張れば)と、今でも思っています。
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私のクライアント様たちも、大人になってから英検を受けるなんて、お子さんをうむ前は考えもしなかった、といいます。
試験内容を見ても、最初は「わー、できるかなー」という感じです。
しかし、テストに立ち向かうって、地力をあげることができるんですよね。
お子様へ英語で語りかけるようになれることも、大人と英語で会話できるようになることも、素晴らしいことです。
でも、最近は、そんな目標を100日、200日でかなえた後に、300日目の目標として、英検合格をあげる人が増えてきました。
それは「ここまで頑張ってきて、上げた英語力を、客観的に証明できるものがほしい」というお気持ちからです。
英会話ができるようになった、って、自分が満足したかどうかだったりしますし、話す内容によって、相手によって、「できるようになったなー」っていう自信って、揺らぐこともあります。
しかし、客観的な基準をパスできたら、自分の確かな自信になります。
また、自分が使う語彙、表現の範囲を超えたものを学習するので、新たな発見もたくさんあります。
これまで英検合格にチャレンジし、目標を達成してきたクライアント様達は、「英検を受けることによって、英語力がぐっと上がった気がする」とおっしゃっています。
不合格、という厳しい現実があるから、背水の陣でのぞむ、というモチベーションの高さにもつながります。
そして、TOEICではなくなぜ英検?かというと、「将来、自分の経験が子供にいかせるから」です。
小さい頃から英語をさせたい、バイリンガル育児をしたい、と思うと、お子様が英検を小さい頃に受験する可能性は、高くなります。
(前回の記事で書いたように、受けなくてもよいのですが、可能性としては、高くなると思います。)
英検も一つの試験なので、傾向と対策があります。
「英検って、こんなものか」とわかっていたら、お子さんが受験する時(特に、2級以上の高い級を)に、ママ自身が(パパでももちろんよいのですが)サポートできる。 面接対策でさえも、英検をわかっていたら、自宅ですますことができます。
英検対策のスクールに通学する時間とお金を節約でき、親子で一緒に立ち向かうことができるのです😄